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zoom RSS 「ドレミの歌」(2) ペギー葉山さん編

<<   作成日時 : 2017/08/01 22:50   >>

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オスカー・ハマースタイン2世作詞,リチャード・ロジャース作曲の
「ドレミの歌」について前回書きましたが,この曲は
ミュージカルと映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中でも印象的で
日本でも「♪ドはドーナツのド」でよく知られています。

では,この日本語版はだれが訳詞(作詞)したのでしょう?

これは「サウンド・オブ・ミュージック」製作50周年記念版「ドレミの歌」。
歌っているのは,平原綾香さんです。




ドはドーナツのド
レはレモンのレ
ミはみんなのミ
ファはファイトのファ
ソは青い空
ラはラッパのラ
シはしあわせよ
・・・


この日本語の歌詞を作詞したのは歌手のペギー葉山さんです。
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ジャズや歌謡曲の歌手,ペギー葉山さんは,1960年(昭和35年)
ロサンゼルスで開催された日米修好100年祭に招待されました。

そのとき,ニューヨークのブロードウェイに立ち寄り,前年に
公演が始まった「サウンド・オブ・ミュージック」に感銘を受けました。

さっそく劇場の売店で譜面とオリジナルLPを購入し,
ホテルで1番の訳詞を手がけ,日本に持ち帰りました。

彼女が訳詞・歌唱した「ドレミの歌」はNHK「みんなのうた」で使われ,
全国的に知られるようになりました。

これは「みんなのうた」の楽譜集ですが,著作権の関係で
「ドレミの歌」は楽譜が載せられなかったようです。
画像


こちらでは「ドレミのうた」と表記されています。
画像


1962年(昭和37年),7月10日には東京少年合唱隊のバックコーラス
がついた再録音版が「ドレミのうた」の曲名でシングル「大人とこども」
(キングレコード)のB面曲として発売されました。
画像



さて,ペギー葉山さんはどうして,この歌詞を作ったのでしょう?
あるいは,どんな思いをこの歌詞に入れたのでしょう?

「ドはドーナツのド」で始まりますが,ドーナツを登場させたのは,
戦時中の集団疎開で食べ物が乏しい中,一番食べたかった物が
母親手作りのドーナツだった
のでこの歌詞を着想したそうです。

そして,「ミはミカン」など,ドーナツから始まってすべて
最後まで子どもが好きな食べ物にしようしたそうです。

でも! ファから始まる食べ物がない!
ファで始まる食べ物が「ファンタ」しか思いつかなかったそうです。
画像


「ファンタ」は商品名だし,ましてやNHKの「みんなのうた」で
商品名は出せないので,全部食べ物は断念したそうです(笑)。

ちなみに「ソは青い空」は,このミュージカルを見た
ニューヨークの「青い空」のことなんだそうです。
画像


また,ペギー葉山さんの歌詞の特徴は2番があることです。

東北地方へコンサートに出かけた際に,車窓から小学校で運動会の
予行演習をしていた子どもたちの姿を見て歌詞にしたんだそうです。


どんなときにも
列を組んで
みんな楽しく
ファイトをもって
空を仰いで
ララ ララララ
幸せの歌
さあ歌いましょう



なお,1965年6月,日本では映画「サウンド・オブ・ミュージック」公開。
映画の公開を受けて,ペギー葉山さんは再録音し,同年11月に
「ドレミの歌」発売。(B面は同映画から「ひとりぽっちの羊飼い」。)
画像


こちらは,ペギー葉山さん本人が歌っている映像です。
開始7分くらいから「ドレミの歌」が始まります。




ペギー葉山さんのことを調べていると,かなり出てくるのが
2014年8月13日放送のテレビ番組「水曜日のダウンタウン」
画像


全部食べ物で歌詞を作ることを断念したペギー葉山さんに
あえて,全部食べ物の歌詞を依頼したそうです。

その結果が・・・


ドはどんぶりのド
レはレンコンのレ
ミはみそ汁のミ
ファはファミチキのファ
ソはそぼろのソ
ラはらっきょのラ
シはしば漬けよ
さあ,歌いましょー


歌えるか!(笑)


そんなお茶目なペギー葉山さん(本名,森繁子さん)ですが
今年の4月にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。

でもペギーさんが残した「ドレミの歌」はこの日本でずっと
歌い続けられることと思います。


つづく・・・。

「ドーナツのド」以外に「ドレミの歌」ってあるの?



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コメント(2件)

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おはようございます。

 映画も、「みんなのうた」もリアルタイムでした。懐かしいですね。
 当時、ペギー葉山さんはNHKによく出てらっしゃいました。「ドレミの歌」の作詞のいきさつも何度かテレビでお話していらっしゃいましたね。

 映画「サウンド・オブ・ミュージック」にはよい歌が沢山あったのですが、やはり、タイトル曲「サウンド・オブ・ミュージック」のシーンが幼い時の私には印象的でした。美しいアルプスの風景の空撮からマリアへのズームアップ、オーケストラをバックにしたジュリー・アンドリュースの歌。
 近所のお姉ちゃんたちと見に行ったのですが、その娘達は目が星になっていました(笑)。学校ではしばらく「サウンド・オブ・ミュージック」ごっこがはやりになりました。
あきあかね
2017/08/02 08:39
あきあかねさん
おはようございます。「ドレミの歌」を日本語にしたのがペギー葉山さんだというのはラジオを聞くまで知りませんでした。私にとってはペギーさんというと「学生時代」かなあという思い出です。映画「サウンド・オブ・ミュージック」は映像が素晴らしいですね。私もあのタイトル曲のシーンは素晴らしいと思います。ドローンのない時代です。
ちょっと忙しくて,書くのが遅れていますが,シリーズで書いていきます。
リアルET
2017/08/03 06:53

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