接続詞 when と as は何が違う?

現在,中3が使用している英語の教科書にある物語が載っています。
タイトルは「The Green Door」
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その文章の中に,こんな1文があります。

He saw her smile as the door closed.
(彼はドアが閉まるとき,彼女の笑顔を見た。)


この「~のとき」という接続詞 as は生徒にとっては初登場。
生徒にとっては疑問が生じたようです。

「この as って when じゃだめなの?」

オーストラリア人のALTは答えは「 when はあまりよくない」

 He saw her smile as the door closed.

 He saw her smile when the door closed.

彼女が言うには as the door closed のイメージ。
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when the door closed のイメージ。
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「ドアが閉まっているとき」は彼女の笑顔は見られませんね!

確かに英語の辞書(旺文社レクシス)にはこんな説明があります。

「(as は)2つの動作がほぼ同時に行われることを表し,
when や while よりも同時性が高い」


They talked as they walked along..
(彼らは歩きながら話した。)



このあたり,どこまで中学生に話すかは生徒の実態にもよります。
場合によっては生徒に混乱を招きます。

中学英語でas はいろいろな意味で学習し大切です。
「~のとき」の意味にも使われるくらいにおさえておけばよいでしょうか。


さて,この物語「The Green Door」ですが,
アメリカの短編作家,O.Henry の作品です。
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O.Henry の「O」とは何の省略でしょう?

Oliver?  Oscar?  Orson?  Oswald?  Owen?

正解は,この「O」に意味はないのです(笑)。
O.Henry で1つのペンネームなのです。
(本名 William Sydney Porter。)


もう20年以上前の話ですが,カナダに行ったときに
Oh Henry! というお菓子を見つけて笑ってしまいました。

どうも今でも売っているようです。
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最後に「The Green Door」の動画です。
10分くらいありますので,時間に余裕があればどうぞ。





★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
今日の書き換え問題。初級問題。(H28仙台市内共学私立高)

Jim can swim faster than Ben.  

→ Ben cannot swim as (  ) (  ) Jim.


  
ヒント
「ジムはベンより速く泳ぐことができる。」
→「ベンはジム(  )泳ぐことができない。」


別の表現を用いるパターン。
この as は比較表現で使います。

 


正解は 
Ben cannot swim as ( fast ) ( as ) Jim.
「ベンはジム(ほど速く)泳ぐことができない。」

not as ~ as ・・・ 「・・・ほど~でない」


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自分のこと
O.ヘンリーのこの短編を読み返してみました。
中学生にはちょっと難しいかも。
彼の作品では「Whitches' Loaves」(魔女のパン)という作品が好きです。


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この記事へのコメント

2017年02月11日 08:46
おはようございます。

 生徒さんたちが混乱するというところで、なるほどなあ、と考えさせられました。日本語の時間に関する単語は結構大雑把なんですね。
 「~のとき、とき」は、幅の広い時間の範囲を意味していますよね。これを細かく区分しようとすると、「同時」とか、「刹那」とか、漢語由来の単語を持ち出すか、「同時に」とか、「少し後に」のように副詞を使って補助しないとできません。時間に対する感覚の違いなのかなあ?

 と、私は「賢者の贈り物」が好きです。
2017年02月12日 00:16
あきあかねさん
こんばんは。授業ではたくさん教えたいのですが,教えすぎても混乱を起こすようなときはセーブします。教える内容が減らされてきているので,いろいろな文法をどこまで教えるかは難しいところです。(教科書の内容を超える難関私立にも対応させたいし…)
時間を表す言い方もいろいろありますが,単語が違うということは微妙に意味も違うということです。
「賢者の贈り物」は自分が中学生のときに載っていたと思います。「最後の一葉」や「二十年後」もいいなあ。

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