ドーナツの話(3) 3つの「ひたして食べる」

前回,映画「或る夜の出来事」のドーナツを浸して食べるシーン
について書きました。
その会話の中で「浸す」「漬ける」「つける」に相当する単語が3つ
出てきます。

まずは,その会話を振り返ってみます。
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Peter: Say, where did you learn to dunk, in finishing school?
(おいおい,ドーナツを浸すだなんてどこで習った? 花嫁学校か?)

Ellie: Aw, now, don't you start telling me I shouldn't dunk.
(まあ,浸しちゃだめ?)

Peter: Of course you shouldn't. You don't know how to do it. Dunking's an art. Don't let it soak so long. A dip and plop, into your mouth. If you let it soak so long, it'll get soft and fall off. It's all a matter of timing. I ought to write a book about it.
(だめだね。やり方をわかっちゃいない。ある意味,芸術なんだよ。長く浸しちゃだめさ。さっとつけて,さっと食べる。長く浸すと柔らかくなって崩れる。要はタイミング。僕は本を書くべきかな。)


こちらがそのシーンの動画です。


この会話の中に,dunk, soak, dip の3つも出てきます。
すべて,「ドーナツをコーヒーにひたす」の意味で使われています。

dunk, soak, dip はどう違うのでしょう?

dunk
to quickly put something into a liquid and take it out again, especially something you are eating
(液体に何かを素早くひたして再び取り出すこと。特に食べているものに使う)


こんな画像が見つかります。特に食べ物に使うんですね。
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soak
if you soak something, or if you let it soak, you keep it covered with a liquid for a period of time, especially in order to make it softer or easier to clean
(一定の時間液体に漬けておく。特に柔らかくするためや洗いやすくするため)


ALTとこのことについて話したとき,彼女は「漬けたままにする」と
言っていました。つまり一定時間漬けておくんですね。

食べ物を漬けておくときやつけ置き洗いなどにも使います。
画像


また,こんな画像もたくさん出てきます。
画像



dip
to put something into a liquid and lift it out again
(液体に何かをつけ,再びそれを持ち上げること)


これもALTとの話では,彼女は「ちょっとだけつける」と言っていました。
先ほどの映画のシーンでは「さっとつける」と訳しました。
画像



今回は,ブロガーのあきあかねさんからも dunk と dip の違いに
ついて興味あるご示唆をいただいたので,書いてみました。

ありがとうございます。




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この記事へのコメント

2018年06月21日 08:33
おはようございます。

 私の初歩的な疑問をさっそく採り上げてくださり、ありがとうございます。とても良く分かりました。
 「soak」は仙台弁の「うるかす」に近いですね。
2018年06月22日 06:20
あきあかねさん
おはようございます。
ネタを1つ提供していただきましてありがとうございます。
「うるかす」ですが,大学に入って初めて方言なんだと自覚した言葉です。他にも「ごみを投げる」「糊でねばす」がそうです(笑)。

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