「浮き・沈み」の順番について

前回,「七転び八起き」について書きました。
7回転んだのだから8回起きるのは1回多い,いや,最初に起きている1回を足しているのだ,いや,七も八もただ「多い」の意味である。
いろいろ考えることができます。

「浮き沈み」という言葉があります。
「日本経済の浮き沈み」「おもちゃの船が浮き沈みしながら流れてきた」

私のように気になる人は気になると思うのですが,「浮く」ためには最初に「沈む」ことが必要なのではないか?
「沈み浮き」が正しい順番ではないか?

uki.jpg

でも,これは物理的現象というよりは日本語のある規則に従っているようです。

前回も書いた金田一秀穂先生によると・・・

金田一秀穂.jpg

2つのものを並べるときに,短い言葉の方が先に来るそうです。

「浮き(2音)・沈み(3音)」。なるほど。

他にも見てみましょう。漢語と逆になるところがおもしろいです。

「にし・ひがし」(西東)。熟語では「東西」。

「きた・みなみ」(北南)。熟語では「東西南北」。  

「うら・おもて」(裏表)。熟語では「表裏一体」など。

「みぎ・ひだり」(右左)。熟語では「左右確認」など。



小学生の頃,どうしても解けないなぞなぞがありました。

ある人がプールに石を投げ入れたら,その石がもぐったり沈んだりしました。
なぜでしょう?


uki4.jpg

軽石・・・?

と思いましたが,軽石は沈んだり浮いたりを繰り返すのだろうか?

お気づきの人も多いと思いますが,私は問題文を勘違いしていたのです。

よく読むと「もぐったり沈んだり」(笑)。

私は勝手に「浮いたり沈んだり」と読み違えていたのでした。


ちょっと続く。





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この記事へのコメント

2020年06月03日 08:44
おはようございます。

 「2つのものを並べるときに,短い言葉の方が先に来る」という規則性、気付きませんでした。なるほどです。

 で、「もぐったり沈んだり」、引っかかりませんでしたよ(笑)。
2020年06月03日 21:44
あきあかねさん
この規則性については検証したわけではありませんが,確かにこの傾向はあると思います。
もぐったり沈んだり,ひっかからなかったんですか! ちょっと悔しいなあ(笑)。
2020年06月04日 21:39
こんばんは!
見事に引っ掛かりました(/ω\)
2020年06月04日 22:45
みなとさん
こんばんは!
たぶん,小学生の頃だったと思うんですが,なぞなぞの本だったか,雑誌のなぞなぞコーナーだったか,今でも覚えているくらい悔しかったんです。
でも,同じ経験をしていただいてうれしいです(笑)! だまされますよねえ。