音位転換 「だらしない」の語源は「しだらない」

前回「シミュレーション」を「シュミレーション」
発音する人がいるということを書きました。
人間が発音しやすい方向に流れるのは自然なことです。
一語の中で音の位置が変わってしまうことを
音位転換とか音位転倒といいます。

音位転換の中には
すっかり日本語として定着してしまって
原形が忘れられているもの
もあります。

これは確か朝のラジオ番組で金田一秀穂さんが言っていたのですが
「だらしない」はそもそも「しだらない」という言葉が変化したそうです。

和語では濁音を文頭に置くと印象が強くなるため
そうなったのではという説があります。

山梨県にはいまだに「しだらない」が残っていると
書いてあるものもあります。

私は山梨県に住んでいた時期もありますが
聞いたことはありません。

では,音位転換の例を挙げてみます。

しだらない → だらしない

あらたし → あたらしい(新しい)
*今でも「新たな」という形で残っています。

さんざか → さざんか
画像

さざんかは漢字で「山茶花」。もともとは「さんざか」です。

舌鼓
したつづみ → したづつみ

秋葉原
あきばはら → あきはばら


ここ宮城の年配の方がよく使う言葉です。

ほとんど → ほどんと

この方言も音位転換にあたるのではないでしょうか。


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今日の書き換え問題。初級問題。(H20仙台市内女子私立高)

Nancy is a new student. Mary is a new student, too.

→ (  ) Nancy (  ) Mary are new students.


ヒント
「ナンシーは新しい生徒です。メアリーも新しい生徒です。」
→「ナンシー(  )メアリー(  )は新しい生徒です。」

2文を1文にするパターン。
ナンシーもメアリーも2人とも新しい生徒です。


正解は 
( Both ) Nancy ( and ) Mary are new students.
「ナンシー(と)メアリー(の両方)は新しい生徒です。」

both A and B で「AもBも両方」という意味です。

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自分のこと
音位転換は個人レベルでもおきます。
次回はそのことを書こうと思います。

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