@「アットマーク」とニシンの話

前々回ウグイスのことを書きましたが,ウグイスは「春告鳥」とも呼ばれます。
では,「春告魚」とはなんという魚でしょう?


「春告魚」はニシン(鰊)のことですが,最近はメバルもそう呼ばれるそうです。
今日はニシンが関係する話です。

さて,この記号の話。
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「@」は日本ではよく「アットマーク」と呼ばれ,メールアドレスなどに使われます。
でも正式名称は「単価記号」というそうです。

ちなみに英語では at sign と呼ばれます。

そして国によっては様々な呼び方があるようで,これがけっこうおもしろいんです。

かたつむり(イタリア語など)
多くの国で,「かたつむり」と呼ばれるようです。
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猿のしっぽ(ドイツ)
これはナスカの地上絵のサル。
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象の鼻(デンマーク) 
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小さなネズミ(台湾)
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そして・・・

巻いたニシン(チェコ)
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やっと「ニシン」の話が出ましたが,ニシンは英語で herring
西洋でもよく食べられる魚です。

ジェフリー・アーチャーの短編集に「十二のだまし絵」という短編集があります。
(絶版かも)
十二枚のだまし絵 (新潮文庫) - ジェフリー アーチャー, Archer,Jeffrey, 淳, 永井
十二枚のだまし絵 (新潮文庫) - ジェフリー アーチャー, Archer,Jeffrey, 淳, 永井

この原題が「Twelve Red Herrings」(12の赤いニシン)

なんと全部の短編の中にうまく red herring というスペリングが隠されているんだそうです。
たしか,あとがきで訳者も全部は見つけられなかったと書いていたような。

ちなみに「赤いニシン」には別の意味もあります。

red herring
a fact or idea that is not important but is introduced to take your attention away from the points that are important

(重要ではないが,人々の注意を重要な点からそむけさせるために置かれる事実や考え)


つまり,推理小説や手品で相手をミスリードさせるための手法ですね。





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