この世の極楽? 伊豆沼はすまつり

かつて英語の教科書に,芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を下敷きにした英文がありました。
タイトルはそのまま Spider's Thread。

One fine morning in Paradise, Buddha was taking a walk alone around the Lotus Pond. The white lotus flowers filled the air with a sweet fragrance. Buddha stopped and looked down below through the lotus leaves. The floor of Hell was right below the Lotus Pond, and he could see the Sanzu-no-Kawa and Hari-no-Yama. There he saw a man who was having a hard time along with the other sinners. The man's name was Kandata. He was a bad man. He killed many people in his life. But he did one good thing.

極楽のある晴れた朝のことでございます。お釈迦様は蓮の池の周りをおひとりで散歩をしていました。白い蓮の花からの甘い香りでいっぱいです。お釈迦様は立ち止まり蓮の葉の間から下を見下ろしました。地獄の底は蓮池の真下にありましたので,三途の川や針の山を見ることができるのです。そこで他の罪人たちといっしょにつらい時を過ごしている一人の男を見ました。男の名前はカンダタ。悪い男です。何人を殺めたことか。でも,彼は1つだけいいことをしたのです。


カンダタが苦しむ地獄に対して極楽を印象付けているのが「蓮」「蓮の花」「蓮池」です。
極楽浄土の象徴と言っていいでしょう。

くもの糸 (名作児童文学紙芝居) - 芥川 龍之介, 諸橋 精光
くもの糸 (名作児童文学紙芝居) - 芥川 龍之介, 諸橋 精光

そんな極楽浄土を体験できるニュースを見て,飛び出したのです。
目的地は宮城県北部の登米市・栗駒市にまたがる湿地,伊豆沼・内沼

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県を出ない,屋外の施設という私の行動基準にも合っています。
今ここでは「伊豆沼・内沼はすまつり」が行われているのです。

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乗船しましょう。一面の蓮。

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私がいったのは「伊豆沼」のほうです。

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字が逆なので反転させてみましょう。

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なんときれいな蓮の花。

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咲き終わったものもあれば,つぼみを多い。

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8月22日まで遊覧船を出しているので,まだまだ見頃なんじゃないかな。
(ネットで要確認)

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遊覧船は数艘あり,随時出ているので密を避けられます。
蓮の向こうに別の遊覧船が見えます。

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じゅうぶん蓮の花を堪能しました。

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船頭さんから特に説明などがないのはコロナ禍だからか。
乗客も無駄な会話はしません。

短い船旅もそろそろおしまい。

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伊豆沼・内沼はラムサール条約登録湿地
伊豆沼一面の蓮のすごさ,写真で伝わったかなあ。





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