「あたふた」の語源って

年末ほどじゃないけど,新年そして新学期準備であたふたしています。
まあ,結局誰もが1年中あたふたしてるんじゃないかと思いますが。

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広辞苑で「あたふた」とは・・・

あたふた
予期せぬ出来事に動転し,あわてて行動するさま。


そして,「あたふた」という言葉はラジオで聞いたところによると,語源はある言葉の省略なんだそうです。

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「あたふた」の語源は「慌てふためく」だそうです。
「あわてる」はわかりますが,「ふためく」とは,広辞苑で・・・

ふた‐め・く 〔自四〕
①ばたばたと音を立てる。
②さわぎたてる。


つまり,あわててばたばたすることですね。

「慌てふためく」は中世以降の文献に現れます。

「平家物語」(13世紀)
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あはてふためき,走るともなく,たをるる共なく,いそぎ御使のまへに走りむかひ」

「古今著聞集」(1254)
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「蒔絵師あはてふためき参りけるに」



「あはてふためく」が省略され「あたふた」となったのは近世以降だそうです。

浄瑠璃「ひらかな盛衰記」(1739)
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あたふた帰りがけ」
「不意をつかれてあたふたする」



太宰治「ろまん燈籠」(1947)

ろまん燈籠 (新潮文庫) - 治, 太宰
ろまん燈籠 (新潮文庫) - 治, 太宰

苦労を知らない王子には,そんな事の判ろう筈がありませぬ。ラプンツェルが突然,泣き出したので,頗る当惑して,
「君は,まだ,疲れているんだ。」と勝手な判断を下し,「おなかも,すいているんだ。とにかく食事の仕度をさせよう。」と低く呟きながら,あたふたと部屋を出て行きました。



最後に,あわふためく」なら省略は「あわふた」ですが,なぜ「あたふた」?

これは「あわふた」より語呂がいいので「あたふた」になったとされます。

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