テーマ:俳句

Haiku in English on Sunday (514) なんとけふの暑さはと石の塵を吹く

日曜日は俳句の紹介と英訳。 昨日は本当に暑い1日で,群馬県では40度を超えたところもあるようです。 今日もまた暑くなるそうで,熱中症には要注意です。 これって6月の気温ですか!? なんとけふの暑さはと石の塵を吹く  上島鬼貫 (なんときょうのあつさはといしのちりをふく) 「よくわかる俳句歳時記」より。…
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Haiku in English on Sunday (513) 分け入つても分け入つても青い山

日曜日は俳句の紹介と英訳。 前回,現在の中3の英語の教科書に俳句と芭蕉が好きなALT,マイク・ベーカー先生が登場することを書きました。 一方,国語の教科書では現代俳句5句と芭蕉の「おくのほそ道」が学習内容として入っていて,英語とリンクした形になっています。 新しい国語 3 [令和3年度] (中学校国語科用 文部科学省検定済…
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Haiku in English on Sunday (512) 山法師風を小出しに雨催

日曜日は俳句の紹介と英訳。 これは昨日ある場所で撮った街路樹「やまぼうし」。 「やまぼうし」は「山法師」と書き,季語としては「山法師の花」または「山帽子」と表記し,夏の季語になっています。 山野に自生しますが,街路樹にも多く植えられています。 四弁の花に見える様相を,法師の頭と頭巾に見立ててこの名前がついたとか。…
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Haiku in English on Sunday (511) 天瓜粉しんじつ吾子は無一物

日曜日は俳句の紹介と英訳。 パソコンが電源も切れないような状態が続き,放電という作業の果てに復活しましたが,今度は外付けハードディスクを読み込まなくなりました。困ったものです。 短く書きます。 前回,山形のことを書きましたが,山形出身の俳人と言えばこの人。 鷹羽狩行(たかはしゅぎょう)さん。俳句を作るために生まれたような人で…
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Haiku in English on Sunday (510) 夏草や兵どもが夢の跡

日曜日は俳句の紹介と英訳。 珍しく大河ドラマを継続して見ています。「鎌倉殿の13人」の前回の話「帰ってきた義経」にはやられました。このタイトル,そういう意味だったのか。 義経はその活躍と人気から兄頼朝に追われ,奥州平泉に逃げ帰りました。 その終焉の地,屋敷跡には義経堂が建てられています。 私も一度訪ねたことがあり…
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Haiku in English on Sunday (509) 南部富士近くて霞む花林檎

日曜日は俳句の紹介と英訳。 前回まで岩手・秋田にまたがる八幡平について書きましたが,帰路には晴れて岩手山がきれいに見えました。 岩手山は八幡平側からみると,こんな形が見えるんですね。 いずれにしても,岩手山は「南部富士」とも呼ばれ,岩手の人に愛されています。 盛岡出身の俳人と言えば,山口青邨です。 …
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Haiku in English on Sunday (508) あさよさを誰まつしまぞ片ごゝろ

日曜日は俳句の紹介と英訳。 ゴールデンウィークが終わっての平日は長かったような気もします。 GWについてはいくつか書きましたが,近場ですが松島にも行く機会がありました。 松島を堪能するためには遊覧船は欠かせませんが,私は乗りませんでしたが,多くの観光客の人たちが遊覧船を楽しんだようです。 私は芭蕉が塩釜か…
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Haiku in English on Sunday (507) 目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹

日曜日は俳句の紹介と英訳。 2回にわたって青森県八戸のことを書きましたが,少し北上し三沢市にも行きました。 昔,東京都福生市を車で通ったときに,いかにも米軍基地の街という通りの雰囲気に驚いたことがあります。 三沢も基地の街。どのような街なのか一度見ておきたかった。 やはり英語表記を多用した街の景色でした。 …
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Haiku in English on Sunday (506) 水荒く使ふ五月となりにけり

日曜日は俳句の紹介と英訳。 どのようなゴールデンウィークをお過ごしですか? 私は基本カレンダー通りで,前半と後半が部活動の練習試合です。 GWの初日,珍しいことがありました。これを見てください。 4月も末だというのに,雪の予報!  実際に・・・仙台大観音に近いところで撮った写真。雪でした! と思い…
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Haiku in English on Sunday (505) 散るころに咲く桜あり。僕みたい

日曜日は俳句の紹介と英訳。 仙台の桜はほとんど散ってしまって,葉桜の様相です。 これは3年振りの花見会場になっている西公園の昨日の様子。 散るころに咲く桜あり。僕みたい  静 誠司 (ちるころにさくさくらあり。ぼくみたい) 坪内稔典著「俳句いまむかし ふたたび」より。 俳句いまむかし ふたたび - 坪…
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Haiku in English on Sunday (504) これはこれはとばかり花の吉野山

日曜日は俳句の紹介と英訳。 仙台や県の南部は数日前に満開を迎えたと思ったら,花散らしの雨が降ってしまいましたが,まだ桜を楽しむことができます。 昨日は午後から桜の名所「一目千本桜」を見に,柴田町の船岡に行ってきました。 残念ながらコロナ禍のため「桜まつり」は中止で,出店もイベントありませんが,多くの人出がありました。 …
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Haiku in English on Sunday (503) 駝鳥来て春の団子をひとつ食う

日曜日は俳句の紹介と英訳。 仙台も桜が開花しましたが,場所や種類によって開花の状況が様々です。 ここは開花直前といった感じ。 西公園ではそれほど咲いていないと思うのですが,陽気に誘われてかたくさんの人が出ていました。そういえば上はTシャツだけの人もいました。 そして,強引ですが,「花見」と言えば「…
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Haiku in English on Sunday (502) 人体に直線なけれ春の暮

日曜日は俳句の紹介と英訳。 東京では桜が満開だそうですが,これは昨日行った仙台市青葉区にある「せいざんの臥龍梅」。 樹齢420年だそうですが,満開ですね。 一方,こちらも昨日の写真で,仙台市郊外から見た蔵王山。 これは数日前の蔵王方面の夕暮れ。 ということで,今回は梅の句ではなく,「春の暮」…
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Haiku in English on Sunday (501) 赤門はいちにち赤し春の風

日曜日は俳句の紹介と英訳。 3月末によく買ってしまうものに,週刊誌の大学入試特集があります。 どの大学にどの高校から何人入ったとか。 サンデー毎日 2022年3月27日号 [雑誌] - サンデー毎日編集部 別に大学や高校をランキング化しようというわけではないんですが,進路情報として知っておいたほうがいいし,自分の後輩のこ…
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Haiku in English on Sunday (500) 外にも出よ触るるばかりに春の月

日曜日は俳句の紹介と英訳。 先日の地震の翌日,その対応に疲れ切った体で見上げた夕空に春の月が浮かんでいました。 翌日が満月なので,ほぼまん丸です。 「地震」と「春の月」といえば,この句でしょう。2017年に記事にしました。 → Haiku in English on Sunday (238) 車にも仰臥という死春…
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Haiku in English on Sunday (499) 野遊びやグリコのおまけのようなひと

日曜日は俳句の紹介と英訳。 前回,大げさに言えば日本のおまけ文化について書きましたが,おまけと言えばグリコのおまけですね。 このグリコのおもちゃの起源は1922年にキャラメルと一緒に封入された絵カードだそうで,1929年にはおもちゃ小箱が登場しました。 こんな本もあります。 野遊びやグリコのおまけのよ…
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Haiku in English on Sunday (498) カフカ去れ一茶は来れおでん酒

日曜日は俳句の紹介と英訳。 1週間カフカのことを書いてきたので,今日もカフカに関する俳句です。 おそらくいちばん有名なのがこの句でしょう。 暦では春になりましたが,冬の季語の一句です。 カフカ去れ一茶は来れおでん酒  加藤楸邨 (カフカされいっさはきたれおでんざけ) 坪内稔典著「俳句いまむかし」より。 俳句…
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Haiku in English on Sunday (497) 筑波嶺は天の道標鳥帰る

日曜日は俳句の紹介と英訳。 昨日は晴れた休日,外に洗濯物を干していると,上空から複数の鳥の鳴き声。 V字編隊を組んで北帰行の途中でしょうか。写真を撮りました。 どうも白鳥のようです。 「鳥帰る」は春の季語で,似たような季語に「鳥雲に入る」というものもあります。こちらは北へ帰っていく鳥がはるか雲間に消えてい…
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Haiku in English on Sunday (496) 春光のステンドグラス天使舞ふ

日曜日は俳句の紹介と英訳。 2月はまだまだ寒いのですが,さすがに立春を過ぎると雪も雨交じりの重い雪になったし,洗濯物も乾きやすいし,空気感が変わりました。 これは先週の仙台の風景。仙台ハリストス教会です。 春光のステンドグラス天使舞ふ  森田 峠 (しゅんこうのステンドグラスてんしまう) 「よくわかる俳句歳…
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Haiku in English on Sunday (495) バレンタインデーカクテルは傘さして

日曜日は俳句の紹介と英訳。 先日,私がネットで聞けるRadikoで愛聴している番組のゲストに俳人の黛まどかさんが出演されました。 彼女は昨年出版した著書の中で述べている季語の大切さについて話しました。 暮らしの中の二十四節気 丁寧に生きてみる - 黛まどか 俳句の季語について「季語が持っている本意,日本人がど…
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視点について(2) 視点を変えよう

前回,ジョニ・ミッチェルの曲「Both Side, Now」から,別の視点を設けることが大切なんじゃないかということを書きました。 ちなみにこちらが私が持っているCD。 左の「Blue」は「ローリング・ストーン」誌がアンケートで選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2020年版)において3位になりました。 …
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Haiku in English on Sunday (494) 立春の米こぼれをり葛西橋

日曜日は俳句の紹介と英訳。 今年は2月4日が立春で,暦の上では春を迎えました。 前々回は季語でもある「立春大吉」について書きました。 恥ずかしながらここで一句。 クリスチャンの師の句にも立春大吉  リアルET 結社に所属し,句会に参加して俳句を勉強していたころ,師はクリスチャンでキリスト教的な名前の句集も出されている方…
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Haiku in English on Sunday (493) 諏訪の町湖もろともに凍てにけり

日曜日は俳句の紹介と英訳。 最近,図書館から借りてこんな本を読みました。「新海誠の世界」。 新海誠の世界 時空を超えて響きあう魂のゆくえ - 榎本 正樹 映画監督,新海さんの代表作に「君の名は。」があります。 君の名は。 - 神木隆之介, 上白石萌音, 成田凌, 悠木碧, 島﨑信長, 石川界人, 谷花音, 長澤まさみ…
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Haiku in English on Sunday (492) 水鳥がどこにもいないので帰る

日曜日は俳句の紹介と英訳。 これは昨日の仙台,広瀬川の風景。白鳥や水鳥が泳いでいます。 「白鳥」や「鴨」はもちろん,「水鳥」もまた冬の季語です。 「水鳥」は主に水上や水辺で暮らす鳥のこと。 水上で暮らす鳥の多くが秋から冬にかけて渡ってくるので冬に目にする機会が多く,冬の季語とされます。 水鳥がどこにもい…
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Haiku in English on Sunday (491) 寒暁や神の一撃もて明くる

日曜日は俳句の紹介と英訳。 真夜中にスマホのけたたましいアラームで起き,津波注意報ということでした。 私にもいろいろな仕事がありまして,避難所開設のためにあるところへ。 詳しくは書きませんが,眠れぬ夜を過ごしました。 津波の情報が落ち着いてきたころ,朝を迎え,これが東側,つまり海側の空。 美しい夜明けです。 …
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Haiku in English on Sunday (490) いくたびも雪の深さを尋ねけり

日曜日は俳句の紹介と英訳。 これは昨日の庭の様子で,うっすら積もった雪に鳥の足跡がありました。 この雪はすぐに掻いてしまったんですが,日中は太陽も出て,一度凍った道路や庭の雪解けも進みました。 今週,森まゆみ著「子規の音」(新潮文庫)を読みました。 子規の音 (新潮文庫) - 森 まゆみ 正岡子規の伝記だけ…
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Haiku in English on Sunday (489) 希望が丘緑ヶ丘より賀状くる

日曜日は俳句の紹介と英訳。 初暦知らぬ月日は美しく  吉屋信子 今年はどんな年になるのでしょう。正月も二日となりました。 俳句の世界で二日は「初荷」「初湯」「書初め」等が行われ,仙台では「初売り」が行われます。 「新年」の季語は使える時期が限られていますが,「年賀状」もその1つです。 希望が丘緑ヶ丘より賀状くる  宇多…
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Haiku in English on Sunday (488) 職質をするもされるも着膨れて

日曜日は俳句の紹介と英訳。 日本列島は寒波に覆われているそうで,これは今朝の庭の様子。 昨日,この日曜俳句に何の句を取り上げようか最近買った歳時記を眺めていました。 ハンディ版 オールカラー よくわかる俳句歳時記 - 石 寒太 すると意外な人の句を見つけました。 職質をするもされるも着膨れて  的場…
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Haiku in English on Sunday (487) 今朝は初雪あゝ誰もゐないのだ

日曜日は俳句の紹介と英訳。 仙台の初雪は12月初めに観測されたようですが,昨日は街中にも少し積もる雪が降りました。 教会前の路上にも。 初雪というと,これまでこんな句を取り上げたことがあります。 初雪や一二三四五六人 小林一茶 初雪やリボン逃げ出すかたちして  野口る理 一茶の句には600…
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Haiku in English on Sunday (486) 地の涯に倖せありと来しが雪

日曜日は俳句の紹介と英訳。 前回,ドイツでは「ホッカイドウ」というカボチャが人気だということを書きましたが,日本の地名だと知っている人は少なく,カボチャの名前と思っているそうです。 日本では「北海道」と聞くと広大な大地,何を食べてもおいしい,というイメージがあります。 個人的には8月と3月に行ったことがありますが,…
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