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「英語独習法」より あるハーバード大学の実験

前回書いた,今井むつみ著「英語独習法」にある,認知科学の有名な実験をあなたもしてみませんか? 次のバスケットボールをパスする動画を1回だけ見ます。 白チームが何回パスしたかを数えてください。 白チームですよ。そして見るのは1回ですよ。 白チームは何回パスしましたか? 14回? 15回…
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今井むつみ著「英語独習法」

今年に入って読んだ本,今井むつみ著「英語独習法」(岩波新書)。 英語独習法 (岩波新書 新赤版 1860) - 今井 むつみ 現在,いろいろなところでベストセラーとなっている本です。 表紙裏にはこんな言葉が・・・ 英語の達人をめざすなら、類義語との違い、構文や文脈、共起語などの知識に支えられた高い語彙力が不可欠だ…
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Haiku in English on Sunday (435) 夕焼けてなほそだつなる氷柱かな

日曜日は俳句の紹介と英訳。 去年は雪かきをするほどの降雪はほとんどなかったと記憶しているのですが,仙台の特に西部では,今年はいきなり大雪の1週間です。 今日も降っています。何度雪かきしていることか。 近所ではさっそくこんなつらら(氷柱)を見ました。 (氷柱はもっと寒くなる1月や2月という印象があるのですが。) …
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Haiku in English on Sunday (434) 遠山に日の当りたる枯野かな

日曜日は俳句の紹介と英訳。 天気予報によると,こちら仙台も今晩,あるいは明日以降,雪が舞うかもしれません。 これは11月末の泉ヶ岳の様子。 自分のいるほうは曇っていますが,泉ヶ岳のほうには少し日が当たっています。 遠山に日の当りたる枯野かな  高浜 虚子 (とおやまにひのあたりたるかれのかな) 俳句界の巨…
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「このミス」と「週刊文春」

昨日はマンガ「鬼滅の刃」の最終巻の発売日だったそうで,書店はにぎわったことでしょう。 でも,私はこの本の発売日として楽しみに待っていました。 その本とは「このミステリーがすごい! 2021年版」。 このミステリーがすごい! 2021年版 - 『このミステリーがすごい!』編集部 ご存じ,「読書のプロが選ぶ2020年傑作…
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Haiku in English on Sunday (430) 落葉無心に降るやチエホフ読む窓に

日曜日は俳句の紹介と英訳。 仙台市泉区古内に賀茂(かも)神社という神社があります。 これは先週の賀茂神社の鳥居。 真っ赤になった楓の葉がきれいです。 これは昨日の別の通り。歩道や路上には落葉が積もっています。 季語で言えば,「紅葉」は秋の季語。「落葉」は冬の季語です。 落葉無心…
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Haiku in English on Sunday (427) 父がつけしわが名立子や月を仰ぐ

日曜日は俳句の紹介と英訳。 1週間前は尾崎放哉の自分と母に関する句について書いたので,今日は父との関係についての句です。 高浜虚子の次女として生まれ,ときには「天才」とまで称される星野立子の一句です。 父がつけしわが名立子や月を仰ぐ  星野 立子 (ちちがつけしわがなたつこやつきをあおぐ) 「現代俳句 上」…
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Haiku in English on Sunday (425) 浜風に一喜一憂若き日々

日曜日は俳句の紹介と英訳。 昨夜から何度もパソコンがシャットダウンし,やっと回復しました。 短く書きます。 浜風に一喜一憂若き日々  江夏 豊 (はまかぜにいっきいちゆうわかきひび) 元プロ野球選手,江夏豊さんの俳句を取り上げるのは2度目。 過去記事は → こちら 今日の一句は坪内稔典著「俳句い…
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「悪どい」は誤変換?

新涼やはらりと取れし本の帯  長谷川 櫂 みなさんは本についている帯をどうしていますか? 大学のときの友人に,本を買うとすぐに帯を捨ててしまう人がいました。 私はカバーも帯も後生大事に取っておく人間なので信じられませんでした。 本の帯にはとても魅力的な宣伝文句が書いてあります。 中には「○○氏推薦!」なんて言葉が。…
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夏の読書と(3) ミステリー3冊

この夏に読んだ本の話の最終回です。 私はこの夏に3冊のミステリー小説を読みました。 まずは,小泉喜美子著「弁護側の証人」(集英社文庫)。 弁護側の証人 (集英社文庫) - 小泉 喜美子 なぜこの本を買ったかを言うと,ちょっと動機が不純なんですが,集英社文庫・夏の一冊(ナツイチ)を1冊買うとブックバンドがもらえ…
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夏の読書と(2) 「デルフトの眺望」

前回記事を書いてから暑さのためか気力と体力が続かず,気づいたら朝,の毎日で,パソコンから遠ざかっていました。 この夏に読んだ本からの話の続きです。 今日は原田マハさんの短編集「常設展示室」から。 原田マハさんの小説について書くのは2度目だと思います。 1度目は → 「キネマの神様」読了 原田さんはニューヨー…
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「白鯨」と日本と動詞の whale

前回,ハーマン・メルビルの「白鯨」について書きましたが,この小説は「Moby-Dick; or, The Whale」つまり「モービー・ディック,あるいは鯨」という原題がついています。 「モービー・ディック」は白くて巨大なクジラについた名前で,日本では映画でも「白鯨」として知られています。 大学時代に深夜にテレビで放…
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「白鯨」が「Emoji Dick」に

前回,「絵文字」という日本語が「emoji」として英語化され,さらに絵文字だけで小説を翻訳,つまり絵文字訳が行われています。 私がこのことを知ったのは先月放送されたBS世界のドキュメンタリー「人類2.0 新人類の夜明け」という番組です。 前回は「不思議の国のアリス」の絵文字訳を少し見てみましたが,今回はこの長編小説,メルビルの「…
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ポール・オースターと村上春樹 ~「嘘のような本当の話」について~

最近,新潮文庫から新刊が出たことで,アメリカの作家,ポール・オースターに興味を持ちました。 ブルックリン・フォリーズ (新潮文庫) - ポール・オースター, 柴田 元幸 現在平日は忙しく,長編はなかなか読めないので,いろいろ調べてみるとエッセイ集「トゥルー・ストーリーズ」の中の「赤いノートブック」というエッセイが名作らしい。…
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「キネマの神様」読了

読み始めはもう忘れたくらいなんですが,週末にいっきに読んで読み終えた本があります。 原田マハさんの「キネマの神様」です。 キネマの神様 (文春文庫) - 原田 マハ もちろん映画の話なんですが,何気ない話や登場人物が,最後に進むにつれて伏線が回収され,最後の大団円に向かっていきます。 まあ,ケヴィン・コスナーの「フィ…
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Haiku in English on Sunday (407) 福耳と母がいふ也更衣

日曜日は俳句の紹介と英訳。 昨日,村上春樹さんの新刊「村上T」を買いました。 これは村上家の段ボールに積み上がった膨大なTシャツから108枚の写真と18のエッセイが収められています。 肩の力を抜いた文章がまたとてもいいです。 村上T 僕の愛したTシャツたち - 村上春樹 6月に入り暑い日が続いています。Tシ…
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Haiku in English on Sunday (401) 山門のぺんぺん草や安養寺

日曜日は俳句の紹介と英訳。 昨日,一冊の本を読みました。村上春樹氏の新刊です。 猫を棄てる 父親について語るとき - 村上 春樹 書名には副題もあり「猫を棄てる 父親について語るとき」。 私が買ったものにはこんな帯がついています。 村上春樹氏が親戚を含めて家族について実名を出し,語ったことがこれまであったで…
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Scrap and Build スクラップ・アンド・ビルド

コロナ禍の臨時休校中でも,全国の学校の現場は日ごとの状況に対応して,その学校の現状に対応して勤務を続けていることでしょう。 ただ,新学期の授業をいつ始められるのか,何度も延期になって,一度決めたことが中止になることがその都度繰り返されています。 ちょっと違うけど,「スクラップ・アンド・ビルド」という言葉があります。 広辞苑では…
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Haiku in English on Sunday (400) 傘さゝぬ人のゆきゝや春の雨

日曜日は俳句の紹介と英訳。 お陰様で,このシリーズも400回目を迎えることができました。 昨日の仙台は大雨で,花散らしの雨となってしまったようです。 季語としては「春雨」はしとしと降る小糠雨のイメージ,「春の雨」は春の雨全般を指します。 「春霖」は春の長雨で,菜の花が咲くころの長雨は「菜種梅雨」で陰鬱な印象があります。 …
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絵本「なまえのないねこ」

前回,絵本の「きつねのおきゃくさま」について書きました。 きつねのおきゃくさま (創作えほん) - あまん きみこ そう言えば,絵本について書くのは今年は2回目でしたでしょうか。 1月にショーン・タンの「アライバル」という素晴らしい絵本について書きました。 アライバル - ショーン・タン, 小林 美幸 過去記事…
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きつねのおきゃくさま

不要不急の外出を控えていますが,気づくと市から借りている本の返却が1日過ぎている。 これは困ったと,日曜日に近くの図書館に本を返しに行きました。 最近,コロナ感染予防のために,長時間図書館内にいないように,テーブルで本を読んだり勉強したり,映像を見たりすることができなくなっていたのは知っていました。 ところ…
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Haiku in English on Sunday (396) ストローの向き変はりたる春の風

日曜日は俳句の紹介と英訳。 昨日,一昨日はとても風が強い2日間でした。 「春風」はもちろん春の季語ですが,「春風駘蕩」と言われるほど,この季語は本来,穏やかで温かい風というニュアンスがあります。 ストローの向き変はりたる春の風  髙柳 克弘 (ストローのむきかわりたるはるのかぜ) 「俳句発想法 歳時記 春」(草思社文庫…
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ボノボのカンジ 言葉を持った天才ザル

前回はゴリラのココの手話について書きましたが,今週書いてきた動物の能力の話も終わりです。 最後に書くのはアフリカ中央部に棲む霊長類ボノボ,別名ピグミーチンパンジー。 人間にもっとも近いサルとも言われます。 カンジ(Kanzi)というオスのボノボがいます。 これは,私の本棚にある本,「カンジ 言葉を持った天才ザル」…
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一文字看板をさがせ!(3) ひらがな一文字看板

今日も飯間浩明著「知っておくと役立つ街の変な日本語 」(朝日新書)から「一文字看板」の話。 知っておくと役立つ街の変な日本語 (朝日新書) - 飯間 浩明 これまでこの本の中から以下の一文字看板を紹介してきました。(屋号などはこの対象ではないようです。) 「歯」「薬」「本」,駐車場の「空」「満」,通学路の「文」,車両の…
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一文字看板をさがせ!(2) 哲学的な「空」あり

飯間浩明著「知っておくと役立つ街の変な日本語 」(朝日新書)からインスパイアされた「一文字看板」の話の続きです。 知っておくと役立つ街の変な日本語 (朝日新書) - 飯間 浩明 前回は飯間さんが見つけた歯科医の「歯」という看板について書きましたが,今日,私も一文字の「歯」を見つけました。 偶然ですが,探せばあるものです。 …
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一文字看板をさがせ!(1) 「薬」「本」

前回,マスクの俳句について書きましたが,相変わらず店からはマスクが消えています。 それにつられるように,スーパーからトイレットペーパーが消えました。 どうもこの品不足はデマから始まっているそうですが,群集心理は怖いものです。 ある薬局に言ったら,店の人が「明日も明後日も入荷しますので,並んで買わなくても大丈夫です」と呼…
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Haiku in English on Sunday (392) はるさめかなみだかあてなにじみをり

日曜日は俳句の紹介と英訳。 夜に激しい雨の音で一度目が覚めました。雪ならばそのまま眠っていることでしょうが,春らしい出来事です。 雨はいったん止みましたが,先ほどもまた降りました。 「春雨」「春の雨」は歳時記によっては艶のある季語と書いているものもありますが,その使い方によっては様々な情を表すことができる季語だと思います。 …
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「停留所」を何と読む?!

最近「東大王」というクイズ番組で難しい漢字に関する問題を楽しく見ています。現役東大生も芸能人の方々も難漢字を読んでいく姿はさすがです。 自分でもちょっと漢字を勉強しようかなと思い,こんな本を買いました。 できる大人の教養 1秒で読む漢字 (青春文庫) - 話題の達人倶楽部 この本の中で,意外なことがわかった漢字の読み方…
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Haiku in English on Sunday (390) 小田原の町まち見えて空に凧

日曜日は俳句の紹介と英訳。 立春を過ぎてから非常に寒い日が続いています。前回映画の話を書きましたが,先日,書店でこんな本を見つけ買ってしまいました。 「文藝別冊 小津安二郎 永遠の映画 増補新版」。 小津安二郎: 永遠の映画 (文藝別冊) - 河出書房新社編集部 小津監督の映画は大好きで関連する本も持っていますが,なぜこ…
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山口県周南市徳山駅周辺の地名の謎

これまで今尾恵介さんの「ゆかいな珍名踏切」(朝日新書)から文字通りの珍名踏切についていくつか書きましたが,近くの図書館から今尾さんの他の著書を借りてみました。 その中から著作「日本地図のたのしみ」にある,興味深い話。 (今では文庫本になっているようです。) 日本地図のたのしみ (ちくま文庫) - 恵介, 今尾 …
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