安部公房「砂の女」の話 前回,山形県にある2つのナンバープレートのうち「山形」について書きましたが,もう1つは「庄内」ナンバー。 県西部の海岸線には庄内砂丘があり,実はここはある有名な小説の舞台のモデルとされています。 一般的な「三大砂丘」には入っていないようですが,地元では三大砂丘の1つとしたり,日本一長い砂丘なんだそうです。 この庄内… トラックバック:0 コメント:2 2022年06月07日 続きを読むread more
映画「シン・ウルトラマン」と民家のウルトラマン 自分は何世代か? と聞かれたら「ガンダム世代」だと思うのですが,ガンダムは諸事情で一切見たことがないので,「ウルトラマン世代」だと答えるかもしれません。 でも,いわゆる初代ウルトラマンはリアルタイムではなく再放送か再々放送か。 そんな私ですが,1週間ほど前に公開された「シン・ウルトラマン」を先日見てきました。 あち… トラックバック:0 コメント:2 2022年05月23日 続きを読むread more
「コーダ あいのうた」がアカデミー賞作品賞を受賞! 短い記事です。 第94回アカデミー賞授賞式がロサンゼルスで行われ,作品賞に「コーダ あいのうた」が選ばれました。 この映画は劇場公開だけでなく,Apple TV でも配信され,配信作品が受賞したことは今後の映画界の方向性を左右する大きな出来事のようです。 私は2月の初めにこの映画を見ましたが,詳しくは過去記事で。 … トラックバック:0 コメント:2 2022年03月28日 続きを読むread more
映画 ウエストサイドストーリー スティーブン・スピルバーグ監督の映画「ウエスト・サイド・ストーリー」を見ました。 これはもちろん,1961年の「ウエスト・サイド物語」のリメイクです。 (61年の映画ももともとはブロードウェイのミュージカルですが。) ウエスト・サイド物語 (コレクターズ・エディション) [DVD] - ナタリー・ウッド, ジェロー… トラックバック:0 コメント:2 2022年02月24日 続きを読むread more
視点について(1) Both Sides, Now by Joni Mitchell 前回,映画「コーダ あいのうた」について書きましたが,主人公ルビー役のエミリア・ジョーンズが歌う印象的な曲があります。 この曲は「Both Sides, Now」で,邦題は「青春の光と影」。 この曲を作ったのはジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)で,アルバム「Clouds」(邦題「青春の光と影」)の最後を… トラックバック:0 コメント:4 2022年02月11日 続きを読むread more
映画「CODA」( コーダ あいのうた) 先週の土曜日,ある映画を見ました。 その映画は「CODA」,邦題「コーダ あいのうた」。 近隣のいくつかの映画館で上映しているのですが,1日1~2回上映のようなので,早く見ないと終わってしまうと心配していきました。 このご時世なので,他の客から離れた場所で最後尾の席を選びました。 CODA と… トラックバック:0 コメント:2 2022年02月10日 続きを読むread more
ガチョウのV字編隊 映画 Fly Away Home 白鳥のV字編隊飛行について書いてきましたが,これは今朝の仙台,広瀬川。 白鳥がたくさん確認できます。 1996年のアメリカ映画に「グース」があります。 グースはもちろんガチョウのことですが,原題は Fly Away Home。 グース コレクターズ・エディション [DVD] - ジェフ・ダニエルズ, … トラックバック:0 コメント:4 2022年01月29日 続きを読むread more
映画「私はいったい,何と闘っているのか」と赤べこ 昨日は仙台駅東口にある小さな映画館「チネ・ラヴィータ」である映画を見ました。 その映画とは「私はいったい,何と闘っているのか」。 これはもらってきたチラシと座席のチケット。 この映画は芸人のつぶやきシローさん原作で,安田顕さん主演。 見ようと思ったのは,ともに出演している伊集院光さんとファーストサマー… トラックバック:0 コメント:2 2021年12月29日 続きを読むread more
I am a slow learner. 前回,「遅咲きの人」を表す英語が late bloomer とそのままであることを書きました。 ただ,学習者(児童・生徒)については,遅咲きというよりは「勉強に時間がかる子」という意味で使われます。 late bloomer / developer a) a child who develops socially, emoti… トラックバック:0 コメント:2 2021年09月18日 続きを読むread more
映画「漁港の肉子ちゃん」 タレントの伊集院光さんが映画「漁港の肉子ちゃん」を見て号泣したとラジオで言っていたので,これは見なくてはと思いたったのですが・・・。 明石家さんまさんプロデュースということで鳴り物入りで上映開始された映画だと思うのですが,約1か月が経過すると,都心でさえ上映している映画館は2館のみで,しかも1日1回の上映という。 それなら仙… トラックバック:0 コメント:2 2021年07月23日 続きを読むread more
懐かしくカッコイイ Onitsuka Tiger! 私はあるブランドのスニーカーを愛用しています。 それは「オニツカタイガー」。これはその中の2足。 こちらがロゴ。 「オニツカタイガー」とは一定の年齢の人にはおなじみですが,現在は「アシックス」の名前で知られているメーカーの旧名。 1949年,鬼塚喜八郎によって生まれた靴メーカー。 1… トラックバック:0 コメント:2 2021年07月10日 続きを読むread more
ダブルミーニング(3) 映画「アナと雪の女王」 Frozen 映画のタイトルに込められたダブルミーニングの話。 2013年の大ヒット作「アナと雪の女王」の記憶は新しいところ。 アナと雪の女王 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray] - ディズニー, クリス・バック, ジェニファー・リー でも,原題はたった1語の Froz… トラックバック:0 コメント:2 2021年06月02日 続きを読むread more
ダブルミーニング(2) 映画「天使にラブソングを・・・」 Sister Act 映画のタイトルのダブルミーニング(掛詞)の続きです。 1992年のアメリカ映画「天使にラブソングを・・・」でウーピー・ゴールドバーグは不動の人気を得ました。 天使にラブ・ソングを… [AmazonDVDコレクション] - ウーピー・ゴールドバーグ, マギー・スミス, ハーヴェイ・カイテル, キャシー・ナジミー, ウェンディ・マッ… トラックバック:0 コメント:0 2021年06月01日 続きを読むread more
ダブルミーニング(1) 映画「大逆転」 Trading Places 先週は結果的にずっと野球のトレードについて書きました。 「トレード」で1つ思い出した映画があります。 1983年のアメリカ映画「大逆転」 Trading Places。 大逆転 [DVD] - エディ・マーフィ, ダン・エイクロイド, デンホルム・エリオット, ジョン・ランディス, エディ・マーフィ 「ブルース・ブラザー… トラックバック:0 コメント:0 2021年05月31日 続きを読むread more
絶対音感(2) 自分に絶対音感があるかわかる方法 前回は「絶対音感」とはどういうものか書きましたが,では自分に絶対音感があるかどうかが気になるところ。 それがわかる方法があります。 それはこの映画のある場面。 サウンド・オブ・ミュージック 製作50周年記念版 ブルーレイ(3枚組) [Blu-ray] - ジュリー・アンドリュース, クリストファー・プラマー, シャーミアン… トラックバック:0 コメント:2 2021年03月04日 続きを読むread more
バラの話(2) なぜ「青いバラ」が存在するの? ウッディ・アレン監督の映画に「カイロの紫のバラ」という映画がありました。 1985年の映画で,細部は忘れましたが,たぶんビデオで見ました。 カイロの紫のバラ <HDニューマスター・エディション> Blu-ray(特典なし) - ミア・ファロー, ウディ・アレン じゃあ,カイロに紫のバラがあるのか… トラックバック:0 コメント:2 2021年01月21日 続きを読むread more
ビートルズの話(2) 映画「GET BACK」今年公開 高校生の頃「ビートルズ・シネ・クラブ」という会に入会していました。 「シネ」とは「シネマ」のことで,月刊誌が送られてくるほかに,ビートルズの映画を見ることができました。 私は仙台市内にある電力ビルというところで数本見ました。 その中の1つに「レット・イット・ビー」がありました。 この映画はビートルズの人間関係が最… トラックバック:0 コメント:2 2021年01月06日 続きを読むread more
5万回斬られた男 福本清三さん 亡くなる まだ松の内ですが,残念なニュースが入ってきました。 8年ほど前に記事にした役者「5万回斬られた男」こと福本清三さんが元日に亡くなりました。 こちらがニュース映像。 「探偵ナイトスクープ」で取り上げられ,その後「徹子の部屋」や「にんげんドキュメント」などにも出演します。 詳しくは私の過去記事で → 5万回斬られた男… トラックバック:0 コメント:2 2021年01月04日 続きを読むread more
映画「道」のイタリア語は吹き替えだった 10月から日曜日の朝の楽しみは6:45から始まるNHKラジオ第2放送の「こころをよむ シネマレッスン 主人公が教えてくれること」を聞くことです。 残念ながら,3か月のシリーズなので,残すところあと2回になってしましましたが。 これは,そのラジオ番組のテキストの表紙。 映画好きなら,表紙には見覚えのある映画のシーンが見つかると思… トラックバック:0 コメント:4 2020年12月15日 続きを読むread more
映画「ミセス・ノイズィ」観ました。(ネタバレなし) コロナ禍のせいで上映が延期になっている映画がたくさんあります。 その中で,本来は5月の公開であった映画「ミセス・ノイズィ」が先週金曜日,12月4日にやっと公開になりました。 私はこの映画のことを6月のあるラジオで知ったのですが,今回再び同じラジオ番組でついに公開されることになったことを知り,公開2日目に行ってきました。 劇… トラックバック:0 コメント:0 2020年12月07日 続きを読むread more
エンニオ・モリコーネ(3) I Knew I Loved You 映画音楽の巨匠,エンニオ・モリコーネ氏ですが,なぜかずっとアカデミー賞の受賞はありませんでした。 でも,それはあんまりだということでしょうか,2007年の第79回アカデミー賞で名誉賞を受賞しました。 名誉賞を受賞するほどのマエストロですが,彼の音楽を愛してやまないクエンティン・タランティーノ監督はぜひ巨匠に「作曲賞」をとらせ… トラックバック:0 コメント:0 2020年07月18日 続きを読むread more
エンニオ・モリコーネ(2) ニュー・シネマ・パラダイス 先週6日に亡くなった映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ氏のことを書いています。 Ennio Morricone: The Platinum Collection - Morricone, Ennio, Morricone, Ennio / Pontecorvo, Gillo, Ennio Morricone, Bruno Nico… トラックバック:0 コメント:0 2020年07月17日 続きを読むread more
エンニオ・モリコーネ(1) セルジオ・レオーネ作品 先週7月6日,映画界の悲しいニュースが入ってきました。 セルジオ・レオーネ監督の西部劇(いわゆるマカロニウエスタン)の「荒野の用心棒」の音楽などで知られる,エンニオ・モリコーネ氏 Ennio Morricone が亡くなりました。 6月末に転倒し大腿骨を骨折し,ローマの病院に入院していたそうです。91歳でした。 モ… トラックバック:0 コメント:2 2020年07月16日 続きを読むread more
映画「カセットテープ・ダイアリーズ」 昨日の日曜日,緊急事態宣言解除後,初めて映画館に行きました。 映画館はポン・ジュノ監督の「パラサイト」を2度見て以来でしょうか。 映画館はシネコンではなく,どちらかというとマイナーな映画を上映している「フォーラム仙台」。 原田マハさんの小説「キネマの神様」に出てくるような映画館です。 マスクをして中に… トラックバック:0 コメント:2 2020年07月06日 続きを読むread more
If you build it, he will come. 前回,原田マハさんの小説について書きましたが,その中で映画「フィールド・オブ・ドリームス」について触れました。 フィールド・オブ・ドリームス [DVD] - ケビン・コスナー, エイミー・マディガン, ジェームズ・アール・ジョーンズ, フィル・アルデン・ロビンソン ケヴィン・コスナー主演のこの映画,ケヴィン演じるレイ・キンセ… トラックバック:0 コメント:0 2020年06月11日 続きを読むread more
「キネマの神様」読了 読み始めはもう忘れたくらいなんですが,週末にいっきに読んで読み終えた本があります。 原田マハさんの「キネマの神様」です。 キネマの神様 (文春文庫) - 原田 マハ もちろん映画の話なんですが,何気ない話や登場人物が,最後に進むにつれて伏線が回収され,最後の大団円に向かっていきます。 まあ,ケヴィン・コスナーの「フィ… トラックバック:0 コメント:0 2020年06月10日 続きを読むread more
映画「パラサイト 半地下の家族」アカデミー賞・作品賞受賞! 前々回,韓国映画「パラサイト 半地下の家族」がアカデミー賞の作品賞をとるのではないか,という記事を書きましたが,予言(?)通りに英語以外の映画としては初めて作品賞を受賞しました。 作品賞の他に,監督賞,国際映画賞,脚本賞の4冠で,アジア映画としても快挙です。 アカデミー賞受賞者にはオスカー像が渡されますが,台座にはあ… トラックバック:0 コメント:2 2020年02月10日 続きを読むread more
映画「パラサイト 半地下の家族」アカデミー賞受賞なるか!? 第92回アカデミー賞の授賞式が間もなく,日本時間の2月10日(月)の午前中に始まります。 今回はある韓国映画が作品賞にノミネートされ,作品賞を受賞するのではと話題になっています。 その映画とはポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」。 話題になるのには理由があります。なんとこの映画,韓国映画初,カンヌ国際映画… トラックバック:0 コメント:0 2020年02月07日 続きを読むread more
映画「ラストレター」見ました。(ネタバレなし) 日曜日,岩井俊二監督の映画「ラストレター」を見てきました。 これは仙台出身の岩井監督が仙台と県の南部の白石(しろいし)市を舞台に撮った最新映画です。 「ラストレター」というタイトルから,1995年の「Love Letter」を思い出す人も多いと思いますが,これはある意味,その映画のアンサームービーですし,中山美穂さんも再… トラックバック:0 コメント:4 2020年01月27日 続きを読むread more
映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」見ました(ネタバレなし) 昨日は映画「スター・ウォーズ」シリーズの完結作(エピソード9)に公開日。 仕事が終わってから,夜のレイトショーを見てきました! 今回はエピソード7からの主人公レイの出生の秘密が明らかになるだろうと期待されていましたが,もちろんそれは裏切ることなく映画の大きな展開になっていきます。 一作目を今はない仙台駅前の大きな映… トラックバック:0 コメント:0 2019年12月21日 続きを読むread more