手話を使うゴリラのココ(2)

1000語以上の手話と2000語の英語を理解するというゴリラのココに関する英文の続きです。


Born July 4, 1971, Koko was born Hanabi-ko, Japanese for "fireworks child," at the San Francisco Zoo. Researcher Francine Patterson began working with Koko in 1972, teaching her sign language.

1971年7月4日(の独立記念日),ココはサンフランシスコ動物園で「ハナビコ」という名前で生まれた。その名前は日本語で「花火の子」という意味である。研究者のフランシーヌ・パターソンは1972年にココの研究にとりかかり,彼女に手話を教えた


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She was later moved to Stanford, and soon thereafter Patterson and collaborator Ronald Cohn founded The Gorilla Foundation. In 1979 Koko moved along with the group to the Santa Cruz Mountains.

パターソンは後にスタンフォード大学に移り,その後は協力者のロナルド・コーンとゴリラ基金を設立した。1979年,ココはサンタ・クルーズ山脈にグループで移動した。

Research and work with Koko, and other gorillas, has revealed that great apes have language skills similar to small children. Anne Russon, a researcher at York University, said that teaching Koko and other animals sign language, as opposed to solely attempting verbal communication, was a "great leap forward."

ココや他のゴリラの研究によって,大型類人猿は幼児に似た言語の技能を持つことが明らかになっている。ヨーク大学の研究者,アン・ラッソンは,単に口頭によるコミュニケーションを試みるのとは対照的に,ココや他の動物に手話を教えることは「大きな前進」であったと語った。


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In addition to language, Koko's behavior also revealed emotions similar to those of humans.

言葉に加えて,ココの行動はまた,人間に似た感情を見せた。

Amongst the many human-like traits that made Koko special was she seemed to have a sense of humor, and even a bit of playful mischievousness.

ココが特別であるという人間に似た多くの特徴の中には,彼女はユーモアのセンスがあり時には遊び心あるいたずらまでするように見えた。

Cynthia Gorney, a contributing writer for National Geographic, interviewed Koko in 1985. At first, Koko did not seem to warm to Gorney, calling her a toilet via sign language. As Gorney recalls, Patterson reprimanded her, saying, "Koko! That is not nice."

ナショナル・ジオグラフィック誌に寄稿しているシンシア・ゴーニーは1985年にココをインタビューした。初めココはゴーニーに対して関心を示さず,彼女のことを手話でトイレ呼ばわりした。ゴーニーは覚えている。パターソンはココを叱りつけて言った。「ココ! それはいけないことよ」

But Koko warmed to her interviewer quickly, and when Gorney asked Koko where gorillas go when they die, she signed, "Comfortable hole bye."

するとココは急にインタビュアーに好意を示し,ゴーニーがココに「ゴリラは死んだらどこに行くのか」と尋ねると,ココは手話で言った。「苦痛のない 穴 さよなら」

Besides her National Geographic covers, Koko appeared in several documentaries, and famously interacted with actor Robin Williams in a 2001 video, in which she played with Williams and tried on his glasses.

ナショナル・ジオグラフィック誌の表紙以外にもココはいくつかの記録作品に登場し,有名なところでは俳優のロビン・ウィリアムズと交流した2001年の映像であろう。その中でココはロビンとじゃれあい彼のメガネをかけようとしている。


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The Gorilla Foundation said it a statement that it "will continue to honor Koko's legacy and advance our mission" by studying sign language in great apes and pursuing conservation projects in Africa and elsewhere.

ゴリラ基金はこう声明で述べている。大型類人猿の手話を研究することやアフリカなどで保護活動を実行していくことで,ココが遺してくれたものに敬意を払い,我々の活動を前進させていくことを続けていくだろう。



以上が,英文からの日本語訳です。

これは文章の中にもあった俳優のロビン・ウィリアムズが亡くなったと知って悲しむココのニュース。
ロビンと戯れたり,ロビンのメガネをかけているシーンも出てきます。




彼女が本当に1000の手話を操ったのかはよくわかりません。

次回はこの動物シリーズの最終回の予定です。




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この記事へのコメント

2020年03月20日 08:57
おはようございます。

 こうした研究で注意しなければならないのは、その行動の解釈に観察者の感情の投影が在ってはならない、というものなのですが、、、どうしても友達のような感情を抱いてしまいますね。
2020年03月21日 06:17
あきあかねさん
おはようございます。
ゴリラのココの手話については研究者側がいいように解釈しているのではないかという批判があるようです。特に意味が不明なものにはユーモアと解釈したり,子ネコが死んだときの画像がいいように編集されているなどとも言われているようです。まあ,ある程度の手話はできるのでしょうが。
次回のボノボのカンジは自信を持ってお伝え出来ます。