Haiku in English on Sunday (424) 秋の雲ちぎれちぎれてなくなりぬ

日曜日は俳句の紹介と英訳。
10月に入って秋を感じることが多くなってきました。
以下はすべて昨日私が撮った写真。

本来は秋の季語らしく自然の朝顔は今でも盛りです。

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カンナも秋の季語。

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彼岸は過ぎましたが彼岸花(曼殊沙華)

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コスモス。和名は秋桜(あきざくら)

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すすき(薄)

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刈田

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そして,最後に空には鱗雲

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秋の雲ちぎれちぎれてなくなりぬ  内藤 鳴雪
(あきのくもちぎれちぎれてなくなりぬ)


坪内稔典著「俳句いまむかし」より。

俳句いまむかし - 坪内 稔典
俳句いまむかし - 坪内 稔典

内藤鳴雪は松山藩士でしたが,明治の世では文部省で官吏として働きました。
その一方で正岡子規に入門し,俳人としても多くの句を残しました。

内藤鳴雪.jpg

澄んだ秋の空に浮かんだ雲がちぎれてはなくなっていきました。
入道雲のような夏の雲とは違った秋の雲の本質を描いています。

子どものころは雲の形が変わっていく様子をよく眺めたものです。
時間をちょっと置いて見たら,もうなくなっていたり。


では,英訳してみます。

秋の雲ちぎれちぎれてなくなりぬ  内藤 鳴雪

Clouds in the autumn sky
Broke into pieces
And disappeared



今日参考にした稔典さんの著書は同じ季語を過去と現代の人がどうとらえているか比較した楽しい本です。





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この記事へのコメント

2020年10月04日 09:01
おはようございます。

 古典を読んでいますと、現代よりも昔の季節の始まりは早いように感じます。季節に対する感受性の違いがあるのでしょうか…
リアルET
2020年10月05日 06:09
あきあかねさん
おはようございます。
古典の季節感が早いというのは感じ取る感性が我々は鈍ってきているのかもしれません。二十四節気ありきで感じ取っているのかもしれませんね。